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口臭の原因と対策!
口臭について
口臭は皆様が気にすることの一つ。
強く現れたり、匂いを放つと周りの人の鼻にとどき、不快感を与えてしまうことがあります。
皆さんはお口が臭くなってしまう原因と対策についてご存じでしょうか?
口臭の原因には次のようなものがあります。
口臭の主な原因
▪︎歯の汚れ
▪︎虫歯、歯茎の炎症、歯周病
▪︎舌の汚れ
▪︎口腔乾燥
▪︎全身・内蔵からくる口臭
▪︎ 歯の汚れ
毎日磨いたつもりでも、歯にはプラーク、歯石が付きます。そして歯石がついてくると、ますます歯に汚れや細菌が付きやすくなります。
また、歯石がつくとその周囲の歯茎が炎症を起こし、歯茎から出る血液や膿によって口臭が出てきます。
歯茎のポケットに歯石が溜まると歯茎が腫れ膿が出て、その膿が口臭の原因へと繋がります。
▪︎虫歯、歯茎の炎症
口臭の原因のほとんどが、バイ菌によるものです。つまり、バイ菌によって起こる病気には全て臭いが存在します。
お口の中の病気といえば、むし歯、歯周病です。これらを放置するといくら歯磨きをしたところで口臭は無くなりません。
▪︎舌の汚れ
お口の中には多くのバイ菌が生きており食べかすなどを栄養にして増えていきます。
舌の表面でバイ菌が繁殖すると茶色や白っぽい舌苔(ぜったい)を作り臭いのもととなります。
▪︎口腔乾燥
お口の中が乾燥すると、バイ菌は繁殖しやすくなると言われています。
口の中のネバネバ感、ヒリヒリする、むし歯、歯垢の増加、口臭も強くなります。
▪︎内蔵からくる口臭
内蔵などに原因がある場合で、糖尿病、肝機能低下、胃の消化不良が主な原因です。
消化不調の場合は、食物が胃や腸で停滞し、発酵することで腐ったような口臭がするのが特徴です。
肝機能低下では毒素が分解しきれず、臭いの原因となります。
糖尿病患者の臭いはアセトン臭と言われています。その臭いは、甘酸っぱいとか、アルコールぽいとか、リンゴや柿の熟したようなとか、様々に表現されています。
口の中から発生しているのではなく、肺を通じて呼気そのものにケトン体の臭気があるたので口臭として感じられます。
したがって、デンタルリンスなどをしても改善しません。
▪︎口臭の予防対策と治療について
口臭対策の基本は歯磨きや、正しい舌磨きをすること。
また、お口の中のむし歯や歯周病をきちんと管理していくこと。
しっかり水分を摂取し、お口の中を潤すこと。
歯磨きの際には歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用しましょう。
清潔に保つことで口臭の原因となる汚れや口臭を作り出す細菌を減らすことが出来ます。