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クリニックブログ
乳歯が割れた、折れた!!
お子様の乳歯が転倒などで折れちゃった!!
どうしたらいいかわからない!
などのお悩みたくさんお聞きします。
とりあえず、落ち着いて現状について知る必要があります。
まず、乳歯は永久歯と比べて一時的な歯であり、将来的に抜け落ちることが予想されます。
よって、痛みや見た目、永久歯への影響などがない場合そのままにしておく場合が多いです。
ただし、乳歯が早期に折れてしまうと、咬むことや発音、審美に影響を与える可能性がありますので、歯科医院にて相談することをおすすめします。
以下は、乳歯が折れた場合のまずおこなっていたいことです:
- 折れた乳歯の周りや噛んでしまった唇が出血している場合、出血量を抑えるために清潔なガーゼや布とりあえずではティッシュを使って軽く圧迫し、出血を抑えます。
- 折れた部分(かけら)が小さい場合は必要ありません。大きいか小さいか判断は難しいと思います。歯の割れた面を見ていただき歯自体から出血している場合は早急に受診してください
- 折れた乳歯が痛みを伴う場合は、歯科医師が適切な痛み止めや抗生物質を処方することがあります。
- 折れた乳歯の周囲を清潔に保つため、歯磨きを続けましょう。ただし、折れた部分が敏感な場合は、柔らかい歯ブラシを使用することがおすすめです。
まずは出血、痛みの除去が第一選択となります。
治療に関しては、その次です。
治療は割れた大きさによります。
小さい場合:見た目が変わらない場合、尖った部分を丸くして経過観察。
大きい場合:白いプラスチックにて割れた部分の修復。
大きくて痛みが消えない場合:神経の損傷、感染が疑われるため神経をとる必要があります。その後プラスチックにて修復。
歯茎の下の根っこまで割れている場合、基本的に抜歯となります。
以上の情報は一般的なアドバイスであり、個々の状況に応じて異なる処置が必要となる場合があります。なるべく早めに受診してください。