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乳歯のむし歯!!!

乳歯が虫歯


お子様の乳歯が虫歯になってしまった場合、参考にしてみてください。

乳歯の虫歯を治さないといけない理由


乳歯は虫歯の進行が速い


歯の表面の材質はエナメル質という成分でできていますが、乳歯はこのエナメル質が永久歯と比較して薄いのです。

よって当然永久歯より時間にシビアとなります。虫歯ははじめエナメル質にできて中の象牙質に進んで行きます。

歯が薄いため、神経を取らなくてはいけなくなる可能性が高くなります。

また、乳歯のエナメル質は、永久歯のエナメル質よりも柔らかいので進行も早くなります。

虫歯になってから、数か月で神経まで進んでしまいます。

ただ、乳歯は痛みが出にくいという特徴があるので要注意です。

広範囲に広がりやすい


乳歯は柔らかいため、広範囲に広がりやすいのですが、それだけではなく注意が必要なのは、おかし・ジュースなどの甘い

物を摂取していると短期間に広範囲に大きな虫歯ができてしまいます。

永久歯の歯並びが悪くなる


乳歯が虫歯になると、ちゃんと噛めず、噛む力も弱くなります。

アゴの発達も悪くなってしまい、永久歯が生えるスペースがなくなってしまって、歯並びが悪くなりやすいです。

また、乳歯は永久歯が生える場所を確保するためのスペーサーの意味もあります。

虫歯で欠けてしまうと、欠けた分だけ、永久歯の位置がずれてしまいます。多くの場合で、永久歯が欠けた分だけ前方に移

動します。

虫歯で乳歯が抜けたら、永久歯が大きくずれます。

永久歯が変色、変形したりする


乳歯が虫歯になって進行してしまうと、根の先に炎症が広がり膿が溜まります。

乳歯の下に控えてる永久歯もその炎症や膿を介して色が変わったりエナメル質形成不全になってしまうことも多いです。