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歯磨きの方法について、間違ってませんか??

毎日行う習慣である『歯磨き』
皆様、正しく行えていますでしょうか?

今回は意外に難しい歯磨きについてです。

歯ブラシについて

現状、さまざまな種類の歯ブラシが販売されています。歯ならびや歯の大きさエナメル質の硬さ歯茎の強さひとりひとり様々です。

自分自身にあった歯ブラシを選ぶようにしましょう。ちょっとしたポイントをお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。

ブラシ

かため

歯垢除去・・★★★★★
歯茎・歯へのダメージ・・★★★★☆

ふつう

歯垢除去・・★★★☆☆
歯茎・歯へのダメージ・・★★☆☆☆

やわらかめ

歯垢除去・・★☆☆☆☆
歯茎・歯へのダメージ・・☆☆☆☆☆

それぞれにあったものを選ぶようにしましょう。

ふつうが一番かな?

ヘッドの大きさ

ヘッドは小さいもの一択です。
大きいものでたくさん磨くことが可能なイメージがあると思いますが、臼歯(奥歯)の外側などにスムーズにはいるのは小さいヘッドです。

グリップ・柄

ストレート・カーブ・太いもの・細いもの様々ですが、ストレートである程度力が入る太さをお勧めします。

歯磨きについて

鏡の前で行いましょう。歯磨きに集中してください。歯の数にもよりますが、2から3分は少なくとも時間をかけてください。
歯磨き粉は必要ありません。
使用する場合は面倒ですが歯磨きの最後につけて行うようにしましょう。
アワアワになってしまい、どこが磨けていないかわからなくなるためです。
可能なかぎり毎食後歯磨きしましょう。
歯ブラシは1ヶ月ごとかブラシがひらいたら交換しましょう。

持ち方

ペンを持つようなペングリップ
グー持ちであるパームグリップ

部分部分で持ち方をかえて使い分けましょう。

順番

一番大事であると思います。
歯を磨く順番を変えずに毎回同じ順番で磨きましょう。
特に歯医者で磨き残しの指摘があった部分から始めて意識的に行うことが効果的です。

磨き方

成人の方の歯磨きは基本的にポケットのなかに毛先を入れるように磨きましょう。

45度の角度で歯と歯茎のなかに毛先が入るようイメージし、1歯から2歯分程度小刻みに動かします。

前歯の裏側は磨きにくいと思います。歯ブラシを縦に持ち歯ブラシの角を用いて磨きましょう。

歯磨きの補助器具

フロス・糸ようじ

必須です。
歯と歯の間の汚れを取るものです。
歯ブラシだけでは除去不可能な部分の歯垢を除去することが可能です。
歯が接触している部分のみならず、歯と歯の間のポケットに糸を入れるようなイメージで磨くようにしましょう。

歯間ブラシ

歯周病が進んだ方、歯茎が痩せている方は必須です。
歯と歯の間が広くフロスではうまく清掃できない場合歯間ブラシを使用しましょう。
ただし抵抗がきつい場合、ワンサイズ細いものに変えましょう。逆にスカスカの場合太くしましょう。

いかがですか、なかなか実践できているかたは少ないかと思います。
一度習慣になれば、磨き残しが気持ち悪くなるかと思いますので習慣付くまで頑張りましょう。

当院では各種取り揃えておりますので、詳しくはスタッフにご相談ください!