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2024年よりCADCAMインレー(部分的な被せ)の適応が拡大しました!
2024年よりCADCAMインレー(部分的な被せ)の適応が拡大しました!
【 CAD/CAM冠(1歯につき】
[算定要件(通知)]
CAD/CAM冠は以下のいずれかに該当する場合に算定。
イ 前歯又は小臼歯に使用する場合
ロ 大臼歯にCAD/CAM冠用材料(Ⅴ)を使用する場合
ハ 第一大臼歯又は第二大臼歯にCAD/CAM冠用材料 (Ⅲ)を使用する場合
なお、ハの場合は、当該CAD/CAM冠を装着する部位の対側に大臼歯による咬合支持(固定性ブリッジ又は乳歯(後継永久歯が先天性に欠如している乳歯を含む。)による咬合支持を含む。以下、咬合支持という。)がある患者であって、以下のいずれかに該当する場合をいう。
① 当該CAD/CAM冠を装着する部位と同側に大臼歯による咬合支持があり、当該補綴部位に過度な咬合圧が加わらない場合等
② 当該CAD/CAM冠を装着する部位の同側に大臼歯による咬合支持がなく、当該補綴部位の対合歯が欠損(部分床義歯を装着している場合を含む。)であり、当該補綴部位の近心側隣在歯までの咬合支持がある場合
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001221681.pdf
とのこですが、よくわからないので簡単にご説明すると
条件が細かくて分かりにくいですが、まとめると以下のようになります。
従来では、上下左右の第二大臼歯(親知らずの一つ手前)が残っている場合のみ、第一大臼歯(6歳臼歯)へのCAD/CAMクラウンが出来た。
今回の令和6年度6月で、条件付きで第二大臼歯もOKに。
被せ物を入れる側ならびに反対側に大臼歯による咬合支持(噛んでいる)がないと作製不可。
これに加えて、被せ物に過度な咬合圧(噛む力)が加わらない条件。
☆被せ物を入れる部位と同じ側に、他の大臼歯が噛んでいる。
☆被せ物と噛み合う相手が入れ歯か、歯が無い状態で、かつ被せる部位の手前までは自分の歯がある状態。のどちらかで可能。
これでもよくわかりませんので、
●歯が全部あれば全部できます。
●ブリッジでも大丈夫です。
●入れ歯を使用されている方は要相談。
この認識で大丈夫です。
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